またまたマニアックな資格ですみません<m(__)m>
こちらも簡単で書きやすいので書かせてください。(需要あるのか心配ですが…)
また、ここで記載している期間や勉強法は、”資格取得”に特化してます。
「その領域の知識を深める」の類ではありませんので、ご了解願います。
概要
潜水士(せんすいし)とは、潜水用具を装着して海・湖沼などの水中・水底において何らかの作業をする者を指す職名である。潜水夫(せんすいふ)ともいう。潜水に関する資格を持ち労務作業に従事する者を指すことが多いが、当該資格を持たず趣味などの目的で潜水する者(ダイバー)を指すこともある。日本においては労働安全衛生法に規定された国家資格(免許)の呼称でもあり、この場合、潜水士免許試験に合格し、免許を交付された者をいう。
また、海上自衛隊及び海上保安庁の職域の一つ(後述)としてもこの呼称が用いられる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 潜水士
メジャーなところでいえば、”海猿”ですね。あと海洋調査とか、ダイビングのインストラクターもこの資格が必要です。マリンスポーツのスクーバダイビングで必要な「Cカード」とは違いますので注意が必要です。
受験資格
(免許交付含め)満18歳以上であれば誰でも可
試験概要
試験日程: 年4~6回
試験会場: 全国7カ所の各地区安全衛生技術センター
試験形態: 筆記のみ(マークシート、5肢択一)
試験時間: 4時間
試験問題: 40問
資格取得に要した期間と勉強法(経験談)
<注意>
あくまで筆者が要した期間と勉強法です。万人に当てはまる訳ではないので、参考まで。
資格取得に要した期間: 1ヶ月(もっと短くてもいけると思います)
勉強法: 下記テキストの問題繰り返しを実施
私は下記テキストを使用しました。
楽天:7日間マスター潜水士試験合格テキスト+模擬テスト改訂2版 (国家・資格シリーズ) [ 二見哲史 ]
Amazon:7日間マスター 潜水士試験 合格テキスト 模擬テスト (国家・資格シリーズ 400)
他には
があります。
エックス線作業主任者試験同様、過去問を見れば分かりますが
・ほぼ同じ問題が半分以上を占めている
・中には全く同じ問題も含まれている
ので、過去問さえやれば必ず合格できます。
言い換えると、過去問をやってないと合格できないということです。
下記URLに令和元年度分が掲載されています。合格率:約82%です。
正直、この”潜水士”という資格は特殊だと思います。本来実技が必要な資格なのに筆記だけで資格取得できるからです。例えるなら、自動車免許が座学と筆記試験だけで免許が取れ、翌日から車を運転していいと言ってるようなものです。
スクーバダイビング経験がある人は分かると思いますが、最初は潜水するところから上手くいかず(中々沈まない)、潜ったら潜ったで浮力調整が上手くいかず上がったり下がったり、水中でのサイン、潜水後の急浮上禁止、等々。理屈では分かってても実際にやるとうまくいかないものです。うまくいかないからパニックになる。水中でパニックになると、下手すると命に関わります。
「潜水士の資格だけ取れば仕事ができる」と思っている人はいないと思いますが、逆に「Cカード」は持ってて、ダイビング経験も豊富という人も潜水士の資格を持っていなければ、業務として潜水作業に従事することはできないんです。矛盾するようですが、これが現在の法律です。ということで、将来潜水業務に従事する可能性がある/従事したい人は取得をおススメします。簡単です。
私は海洋環境の機械鋼構造物(例えば橋梁とか)の腐食状況調査とか来ないかなーと、おそらく有りもしない夢を見ながら取得しました。(Cカードは海外赴任中に取得してました)
以上
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