前回紹介した口頭試験対策は大きく以下の3つです。
- 筆記試験の再現論文作成
- 業務経歴詳細のⅠ/Ⅲ、Ⅱ-2論文作成
- 筆記試験で選択しなかった方の論文作成
上記の内、1.の筆記試験の再現論文作成と3.の筆記試験で選択しなかった方の論文作成ポイントについて書いていきます。
筆記試験の再現論文作成のポイント
ポイント
- 筆記試験終了後、すぐにやる(目安は1週間以内)
- まずは忠実に再現論文を作成する
- 作成後読み返して、おかしな点・不足部位等がないか査読する
- 上記部分は再現論文はそのままで、赤字で追記・添削する
- おかしな点・不足部位等がなくても、補足や最新技術を追加できそうな項目を青字で追記する
解説
再現論文の作成は筆記試験終了後、すぐにやることをおススメします。理由はもちろん忘れてしまうからです。試験を受験された方々は翌日から通常通りのお仕事に従事されていると思います。その中で時間が空けば空くほど何を書いたか記憶が薄れていきます。筆記試験が終えてホッとしている中だと思いますが、ここはやるべきです。
再現論文作成するにあたり、筆記試験本番時から問題用紙の冊子の空欄にメモを書いておけば思い出すのに有効です。キーワードや体系立ててメモを残しておく工夫もアリだと思います。
再現論文はまずは忠実に再現するようにしましょう。それが筆記試験の最終答案だからであり、それを元に口頭試験も行われるからです。(「あなたは〇〇と書いてますよね」という感じ)
その上で、読み返して不足・不備な部分は赤字で修正しましょう。また、内容の補強・追加できそうな部分は青字で追加しましょう。これは口頭試験で問われた際に、マイナス部分のリカバリーと更なる加点を狙ったものです。
筆記試験で選択しなかった方の論文作成のポイント
ポイント
- 基本は筆記試験で選択した方と同様に作成
- 時間制限はないので、じっくり考えて作成
- 作成後読み返して、~以降は同じ~
解説
筆記試験本番で選択しなかった方の論文も作成します。理由は、口頭試験で
「〇〇(選択しなかった方の問題)について、どう考えますか?」
「〇〇(選択しなかった方の問題)は 解いてみましたか?」
と問われた際に答えれるようにするためです。準備しすぎと思われるかもしれませんが、実際質問された事例もあるようです。答えられなければマイナスになりますが、正しく答えられれば大きくプラス(選択していない方も解いている→継続研鑽の資質有)と見られます。
また再現論文とは違い、忠実に再現する必要もなければ、(記憶が薄れる前に)急いでやる必要もありません。時間はあります。
本番の筆記試験で選択しなかった=難しいと考えた/分からなかった/苦手分野/…
である訳ですから、時間かけて技術書・文献等も活用しながら作成しましょう。あとは1.と同じです。
いかがでしょうか?
ちなみにこれを書いてる12/28~、私の会社は休みに入ってます。私の口頭試験日程は遅くて、1/10です。12/28現在の状態は、
1.筆記試験の再現論文作成 完了
2.業務経歴詳細のⅠ/Ⅲ、Ⅱ-2論文作成 完了
3.筆記試験で選択しなかった方の論文作成 作成中
です。年末年始も頑張ります。
次回は、 2.業務経歴詳細のⅠ/Ⅲ、Ⅱ-2論文作成 について書きます。
以上
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