今回は標題の通り、機械系のエンジニア(技術者)が個人で持っておくべき、おすすめの技術書を紹介します。
技術書に限らず、専門書・専門雑誌って高いんですよね。だから中々個人で購入せず、会社の図書を利用するわけですが、常に会社に居るわけでもありませんし、会社の図書を持ち帰るわけにもいきません。自己啓発・自己投資の一環としても少なからず自身の専門書を購入する場面があります。でも、
「購入したけど内容がダメだった」とか「購入して開くことが無かった(奇麗なまま)」ってことよくあるんですよね。そうならないように購入時の参考にしてもらえれば幸いです。
おすすめ技術書 1選
早速ですが、おすすめの技術書は”機械実用便覧”です。
Amazon:機械実用便覧
他にもたくさん技術書はあるのですが、機械系で内容はもちろん、個人で購入すること、使い勝手がいいことを考慮するとこれ1択になります。この本を所持してなくても仕事ができないわけではありませんが、
「これから機械系の技術書を買うとしたら何が良い?」
「個人で購入して損しない技術書は何?」
と聞かれたら、この本をおすすめします。理由は次に書いていきます。
おすすめ理由 6つのポイント
私がおすすめ理由は以下の6つのポイント(メリット)があるからです。
- 機械工学全般が網羅されている
- 「日本機械学会」出版書なので内容の信頼性が高い
- コンパクトで持ち運び可能
- このボリュームで価格が5千円と安価
- 技術士一次試験や二次試験の補助向けに活用できる
- 実際、本書の評価は高い(サイト検索、Amazon、楽天、…)
要するに、機械工学全般の知識を安価に入手できる本です。とはいえ、人によっては難があります。私が思い付くものを書いてみました。
人によっては難あり 3つのデメリット
本当に良書なのですが、人によっては以下のデメリットはあります。
- 機械工学全般の基礎的な部分が書かれているので、専門性を求める人には不向き
- 上記の通りなので、本書だけで現実の問題解決・課題達成は難しい
- 5千円が高いと感じる人には高価
機械工学全般を網羅且つ携帯できるサイズなので、内容が基礎的な部分は仕方ないです。
これを踏まえて、本書の購入後の使い方を紹介します。
本書の使い方 3つの手順
私の使い方は以下の3手順です。
- 常に会社の机の中に入れておく。(必要時現場に持っていく、自宅に持ち帰る)
- 分からないこと、忘れたこと、確認したいことがあれば本書で調べる
- 本書に記載されていなければ専門書を調べる
コンパクトなので携帯可能です。普段は会社の机の中に入れておいて、現場に持って行ったり、自宅で勉強する際の参考書として持ち帰ったりしてます。次に不明点があれば本書でまず調べます。記載されてればOK。記載されてなければ専門書を調べます。いきなり専門書からでもいいのですが、専門書は更に分厚かったり、探しにくかったりします。まずは本書で当たりをつけるのがいいと思います。その内、「この内容は本書に書かれていたな」とか「これは書いてないから専門書をすぐ調べよう」となります。それは本書の内容が大体頭に入っている証拠です。
今回はこれまで。参考になり、本書を購入して良かったとなれば幸いです。
以上
コメント