機械エンジニアの筆者が他分野を学ぶ理由 その1

スポンサーリンク
日常の投稿

 皆様あけましておめでとうございます。コロナ対策のため、自宅に巣ごもりしながらビール片手にブログ更新にいそしんでいます。酔っぱらって打ち間違えあったらご容赦ください(笑)

以前の投稿で機械エンジニアの筆者が今後狙っている資格を書きました。筆者は当然機械が専門なのですが、機械以外の資格を取得する(学ぶ)理由について書いていこうと思います。ただでさえ資格取得の勉強をするというと、

「資格なんか取って何になるの?」

「給料増えるの?」

「実務では役に立たない」

等の否定的なコメントを受けます。こちらについてはなぜ資格取得?に書いているので参照ください。

仮に資格取得に好意的な場合でも、専門外の資格取得(私の場合は機械以外)となると

「専門外の資格取得して何になるの?」

「そんな暇があったら専門の勉強をもっとしろよ。」

等のやっぱり否定的なコメントを受けます。

それに対して大きく2つの考えがあるからです。

  1. 専門を極める・最先端の技術を学ぶことは現実の問題・課題解決に直結しない
  2. だったらその為のリソースを他分野を学ぶことに配分した方がいい

それぞれ解説していきます。

専門を極める・最先端の技術を学ぶことは現実の問題・課題解決に直結しない

 専門分野(私の場合は機械工学)を学ぶこと・習得することは当然大事です。それで飯を食べているわけですからプロとして知っておかなければならないことは多々あります。ただしここで勘違いしてはいけないのが、

“専門分野の知識や資格を取ることが目的になっていないか?”

ということです。例え高度な専門知識や最先端の技術を習得したとしても、現実の問題・課題解決に繋がらなければ何の意味もありません。少なくとも会社が期待している成果を出せていないということです。実際私の場合でいうと、日常発生している現実の問題・課題の原因・要因はそんな高度な知識や技術を駆使しないと解決できないものではなく、

「基準・標準が規定されていない」「基準・標準を知らない/教えてない/間違って理解している」「基準・標準を守っていない」「予算不足」「予備品・在庫不足」「判断ミス」「抜け/忘却」「管理・フォロー不足」「放置」・・・

単純で泥臭い原因・要因のものがほとんどです。当然これらを補完するためにも基本となる専門知識・技術は必要ですが、それは既に携わっている組織・人は備わっています。(至近世代交代が進んでいるのでこの辺も怪しいですが…)

“知っている/教わっているのにできない and/or やりたくてもできない構造になっている”

正直、専門分野の高度な知識・技術とかけ離れたところに問題・課題があると思っています。

もう一つ加えると、基本となる専門分野の知識・技術を習得し、更にある程度までは学んだとしてそこから更に上を目指すのはそれまで以上に学ぶ時間が必要です。例えるなら、

テストの点数で30点の人が60~70点取るまで、更に90点になるまで、更に100点取るまで

ゴルフのスコアが100オーバーの人が100切るまで、更に80台になるまで、更に70台になるまで

難易度と時間が全然違ってきます。その割に上述の通り”習得しても現実の問題・課題解決に繋がらない”のではコスパ悪すぎます。ということで私はこれからも専門分野の知識・技術は学んでいきますが、100点を目指すわけではありません。日々の業務を遂行しながら、必要な知識・技術を学んでいくだけです。

今回はこれまで。書きだしたら長くなったので疲れました。続きはその2に書きます。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました