1月10日(月)成人の日に受験してきました。オミクロン株が流行する中、久しぶりの東京(出張扱い)に行ってまいりました。受験前日の対応、当日の流れ、口頭試問内容について書いていきたいと思います。
受験前日の対応
口頭試験は東京・1月10日の午前だったので、前日入りしました。ホテルでの対応は以下の通り。
- 口頭試験想定試問リストの確認と応答練習
- 申請時の業務経歴内容の確認
- 3義務2責務の確認
- 技術士倫理綱領の確認
朝型なので夜は上記をサラッと流した後に早めに就寝。早朝いつも通りに起きて、再度上記内容を確認しました。
当日の流れ
試験開始1時間前に会場入りできるように余裕をもってホテルを出発。場所は市ヶ谷駅近くのTKPカンファレンスセンター。(例年この場所のようです)当日は以下の流れでした。
1.到着すると検温・受付
2.受験者全体の控室へ案内される
3.控室で待機・・・ここで想定試問の最終確認、イメージトレーニングしてました
4.試験開始5分前に各個別の試験室前へ移動
受験者一人一人に試験室が割り振られており、試験室前で待機
5.時間になると「〇〇さん、お入りください」と呼ばれて入室
6.口頭試験・・・詳細は後述
7.試験が終えたらそのまま帰宅
私は記憶のある内に試問された内容を記録したかったので、再度控室に戻ってメモしました。
控室には他の受験者もいらっしゃいました。ほぼ全て男性、女性は一人でした。年齢は見た感じバラバラでした。若干50代以上が多かったような気がします。
口頭試問内容
「〇〇さん、お入りください」と呼ばれ入室。試験室内に3名の試験官がいらっしゃいました。中央の方が主に質問され、両サイドの方が時折質問してきました。コロナ対策で試験官との距離が空けられ、更に透明のアクリルボードが設置されてました。マスクもしてるので大きくはっきりした声で喋るように意識して回答しました。試験は20分。以下の試問をされました。
- 業務経歴を説明してください
- 〇〇さんの業務において、リーダーシップを発揮したものを説明ください
- 〇〇さんの業務において、マネジメントを発揮したものを説明ください
- 複数の利害関係者がいらっしゃると思いますが、どのように調整されましたか?
- その業務(PJ)は何人ぐらいの部下や関係者でしたか?
- その業務(PJ)において、あなたの立場は?
- その業務(PJ)において、苦労した点は?
- 倫理について考えていること、業務で実施していることを説明ください
- (回答に対して)そんなことは可能なのですか?
- (環境に関する回答をしたので)地球温暖化についてどう考えている・取り組んでいるか?
- (業務詳細に関して)〇〇といった検査や管理は本当にできるのか?
- 継続研鑽として、何かやってることはありますか?
- 継続研鑽で今後やっていきたい内容は何ですか?
- 英語の論文は書いたことがありますか?
- (再び業務詳細に関して)この対策はメーカーの範疇のように見えるけど、自社でやったの?
- 自社でやった理由は?
- (業務詳細を通じて、設備の経年劣化に携わっていることに関して)御社だけではなく、日本全体として設備の経年劣化は大きな問題。ここに記載されている検査や管理は現実的にできるのか?
解説
試験官も20分という短い時間で資格勉強法 技術士2次試験 口頭試験対策1に記載したコンピテンシーの確認をするため、時間を気にしながら進めている感じでした。私の場合、
試問1~7
Ⅰ 技術士としての実務能力
① コミュニケーション、リーダーシップ
② 評価、マネジメント
試問8~14
Ⅱ 技術士としての適格性
③ 技術者倫理
④ 継続研さん
試問15~17
おまけ
※試問14が終えた時点で試験開始から16分ほどでした。つまり早めに確認する事項は終えたということになります。実際試験官の方も「(時計を見ながら)早めに終わりましたね。(両サイドの試験官に)何か他に聞きたいことありますか?」と仰ってから、試問15~17が流れで始まったので、こちらは採点の範囲外と思います。
口頭試験が”加点方式”であること、確認すべきコンピテンシーが合格点に達すると次の質問に移行することを考慮すると、楽観的かもしれませんが
早めに終えた=確認することは確認できた=合格見込み
だと思います。
合格発表は3月11日です。あとは結果を待つのみ。
以上
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