前回の続きです。前回、エンジニア/テクニシャンの位置付けに伴う問題・課題について、下記のポイントを述べました。
エンジニア/テクニシャンの位置付けに伴う問題3点
- 会社員の場合、一般的に入社時にエンジニア/テクニシャンが決まる
- そのまま、エンジニア/テクニシャンどちらか一方で経験を積んでいくことになる
- エンジニア(技術者)⇔テクニシャン(技能者)の転換はほぼ無い
エンジニア/テクニシャンの位置付けに伴う課題3点
- ベースのエンジニア(テクニシャン)の技術力(技能力)をどのように向上させるか
- エンジニアは技能力、テクニシャンは技術力をどのように学び・経験するか
- 自らの最終形はどのような姿か
今回でついに最終回。私自身の目指す姿を書いていきます。
参考にしてもらえれば嬉しいです。
【参考】私(機械エンジニア)の目指す姿
まず結論です。私(機械エンジニア)の目指す姿は、下記の画像の通りです。
https://i.gyazo.com/665a885f1eb6417babab4879021610cc.png
大前提として、今まで述べたエンジニア/テクニシャン/他の違いを一般論として上部に記載してます。この違いを踏まえた上で目指す姿を下部に書きました。
現在 :エンジニア
目指す姿:テクニシャン寄りのエンジニア・・・現場で動けるエンジニア
「現場で動けるエンジニアって、どういうこと?」について、
- 現在の立場・役割であるエンジニアの本分(学校教育や文献等で得た情報をベースに研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務)は全うし、能力向上させつつ
- “机上の空論”とならないように、3現主義(現場・現物・現実)に基づいて
- 現場に行き、テクニシャンの技能を学び、技能者の悩み(現場の問題・課題)を聞きながら
- 自らも現場の問題・課題を抽出・分析し、問題解決・課題達成に向けて仕事ができ
- 尚且つ、最悪一人でも動けるエンジニア
を目指していきたいと考えてます。
先はまだまだ長く、道半ばですが継続研鑽を行い、経験値を稼いでレベルアップし、成長していくつもりです。他人や周囲の方から「成長したね」って言われるのはもちろん嬉しいのですが、それ以上に自分自身が「成長した」と実感する方が私は嬉しいし、更に頑張ろうという気持ちになります。自己肯定感も高まりますしね。おすすめです。
今回はこれまで。書き始めたら、その1~5と長くなってしまいました。ただ、おかげで私自身の頭の整理もできたので結果的に良かったと思います。特に今回の分は私の目指す姿なので、万人に向くわけでもなく賛否両論あろうかと思いますが、参考になれば嬉しいです。
以上
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